地球の卒業試験としての許し
先日の本部集会は「許し」ということがテーマだったのではないかと思います。現在、我々の住む地球は小学校レベルの星で、今回の救世運動により、中学校レベルの星にシフトアップするのだといわれていますが、さて、この「小学校」レベルというのは、一体どういったレベルのことなのでしょうか。
地球が太陽から生まれ出た時は、まだ生命が生きていけるような環境ではありませんでした。宇宙のスペース・エンジェルたちの力も借りながら、環境を整えて、やっと生命が誕生します。長い時間の中で除々に様々な生命体が生まれ、哺乳類とか人類が修行できる環境ができてきます。そして、人類がやっと登場します。人類は、原始的な状態から修行を始めていき、様々な文明を経験します。それでも、まだエゴという野獣性に振り回されている段階、これが今の地球の段階なのです。
今の地球では、まだお互い殺し合うような戦争を行っています。それは、殴られたから殴り返すという仕返しを互いに続けているようなものでしょうか。目には目を、歯には歯をといった形で、やられたらやり返すわけです。それがだんだんとエスカレートしたりします。
そしてこの繰り返しは、地上だけのことではありません。転生輪廻の観点から見ると、もっともっと永い間、こういった仕返し、あるいは「あだ討ち」のようなことが続いているのです。ある転生で人を迫害すれば、そのカルマを解消するために次回の転生は、逆の迫害される側で生まれてくることが多いのです。迫害される側から、その痛みを体験してみるためです。ところが、いざ生まれて、迫害にあうと、前世のことは忘れ去り、迫害する相手への恨み心に捉われてしまいます。それだけで人生を終わると、次回の転生は、また逆の立場、すなわち迫害する側にまわることになります。こうして、相手の痛みをわかり迫害をやめることができるか、あるいは迫害されても仕返しはしないという課題をクリアするまで、立場を変えて転生を繰り返すのです。中東での対立や争いは、こうやって延々とくり返されているのです。
これをどこかで断ち切らなければなりません。この仕返しというマイナスの回転を止めるためには、一旦、相手を許さなければなりません。まず、自分を迫害した相手を、あるいは仕返しをしなければならないと考えている相手を、まず無条件に許すことです。それからすべてが始まるのです。
「汝らのうち、罪なき者のみ、この女を石にて打て」という、聖書のイエス様の言葉を覚えていますか。他人を一度も迫害することなく、人生を生きている人はいないでしょう。永い転生の中で、罪を犯していない人はいないのです。許しの根源にあるものは、しっかりと自分を振り返るということにあるといわれます。自分を深く、深く振り返ったときに、他人に対して厳しくはなれないのです。自らも、過去世を振り返ると、同じようなことをしているかもしれません。他人を許さんがために、許すのではなく、その許しは、同時に自分を許すための許しともなっているのです。
イエス様は、「汝の敵を愛しなさい」ともおっしゃいます。自分が愛するものを愛するのは当然で、愛するべきでないものを愛する事が大事なのです。あなたが許せないと思っている人であっても、同じ神から分かれてきた存在なのです。だから、どんなに相手が理不尽に思われても敵を愛す努力をするべきなのです。敵とは、互いに兄弟であるという本当のことを知らないだけの人であるのです。中東の人びとは、互いに争う相手が、同じ父、エル・ランティの教えのもとにある兄弟であるということを知らなければなりません。
まずは、こういったことに気づいた人から相手を許しましょう。そうすれば相手も許し返してくるのではないでしょうか。心は互いに通じるものです。
こういった許しから、仕返しやあだ討ちの繰り返しは止まり、地上での戦争も消えていくのです。そうして地球は初めて小学校を卒業し、中学に入学できるのです。無条件の許しこそが、地球シフトアップのキーポイントなのです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)






最近のコメント